人口減少について思うこと

ブログ投稿2回目。

みなさんこんにちは。

 

装いも新しくなったホームページを飾るブログ、2回目です。

 

1.日本の人口

 

 日本の人口がピークを迎えたのは、2008(平成20)年の1億2808万人であった。それ以降漸減していて、2018(平成30)年には、1億2644万人へと164万人減少、率にして98・7%となった。

 特に0~14歳の将来の労働力戦力となる若い層は、平成元年に、総人口の18・8%を占めていたが、30年後の平成30年には12・2%と、65%の減少率である。かろうじて、全人口の1割強を維持しているに過ぎない。

 高齢化率は、65歳以上が、平成元年11・6%から平成30年に28.1%へと約2・5倍の増加率である。

 後期高齢者と呼ばれる75歳以上に限っては、平成元年4・7%から平成30年では14・2%へと、増加率が3倍の急増ぶりである。現役世代が、お年寄り世代を支えるという政府のモデルは、既に過去のものとなってしまった。

 それぞれの世代が、自立して生活できなければ、お互いが、共倒れになる社会となった。

 

2.年寄世代の医療費

 

 単に年齢を重ねて健康で生きていられるかというと、人それぞれ何らかの医療を受けている。

そのため、健康保険組合は、慢性的な赤字に悩まされている。

 お年寄りの医療分野も単なる風邪や腹痛などの単純な病気ではない。脳・心臓・肺・血管など、一歩間違えば命取りになる部位が罹患する。その治療や蘇生には、先進的な高度医療が必要となる。

 医療費の総額は、既に、国家予算の40%に匹敵する規模まで膨らんだ。

現在の政治家には、赤字国債を発行してでも、高齢者医療は維持していかなければならない決断が待っている。

 人間の智慧では、既に限界である。

 

3.天上界はどう見ているか

 

 神は、現状を知ってはいるが、「問題を解決するのは人間自身である」という。

神は、別な例え話をしてくれた。

「自然環境が、あるべき姿を表していないからと言って、嘆く必要は無い。一切は全て、善なる方向へと進んでいるからである」と。

 いくら、自然を痛めつけようと、自然はその環境に応じて微生物を生じ、植生を増やし、種子や花粉を運ぶ昆虫などが、次々と現れてくる。

 同様に、地上の人口減少は、先進国で問題になっている。報道によれば、中国でも少子化対策に乗り出したという。

 天上界は、人間の社会もまた、自然界の摂理に従うという。

伝説のノアの箱舟のように、神につながるもの達は、次世代の地球に生き延びるかもしれない。

 では、神をないがしろにしているもの達は、どうなるか。

残念ながら、次世代の社会を作るメンバーにはなれない。

 次世代は、地上天国が実現するシナリオが待っているからである。

 

4.まとめ

 

 今後の経済・社会は近いうちに多くな変動に見舞われる。貨幣という価値が、地上天国に引き継がれることは無いからである。

 詳しくは、拙著「800年に一度の文明交代がやってくる~コロナ後のニッポン」(2020年:Clover出版刊)をご覧いただければ、詳細なアウトラインを観ることが出来る(*)。

 いずれにしても、大きな崩壊が起きないように、活動しているが、限界に達することもあるかもしれない。

 今後の、世界政治・世界経済・戦乱などの動きには、深い洞察が必要である。

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