世の中のトラブル回避法

ブログ更新4回目。

みなさんこんにちは。

 

1.トラブルの原因

 

世の中にトラブルはつきものです。小さいのは知り合いとのもめごとから大きいのは国同士の戦争まで、人間はトラブルを抱えて生きています。

一方で、余りトラブルに巻き込まれない生き方をしている人もいます。

この違いは、何処から来るのでしょうか?

これは、ひとえに人間同士が「比べる」という視覚情報を基にしているからです。

比べなければ、差は付きません。差がつくことによって、「損得・美醜・好き嫌い」などの感情が湧いてきます。

その結果、取り合いが始まります。

穏やかな取り合いは、物々交換や貨幣取引(商取引)が穏便に運ぶ状態です。

穏やかに取り合いが進まないと、喧嘩になったり、訴訟へと発展したりします。

訴訟になる前に、人間同士が傷つけあう「事件」になる場合もあります。

その喧嘩(民事事件)を収束させるには、専門家(弁護士・税理士・社労士など)による調停を依頼することも、一つの方法です。

国家同士の場合は、経済制裁から大使の引き上げ・国交断絶など戦争の準備が始まります。

その結果、指導者の精神状態によっては、戦闘状態に陥り、悲惨な結果を招くのです。

指導者たるもの、泰然自若とした「心の底からの平安」を体現できなければなりません。

 

2.心の底からの平安

 

 「言うは易く、行うは難し(かたし)」という言葉は、「心の底からの平安」に当てはまります。口では、心は平安ですというそばから、次の瞬間には怒り狂ってしまう人を何人か見てきました。

 人間意識であるから、止むを得ない面もありますが、まさに舌の根も乾かないうちに、真逆のことを言ったり、行動を起こしたりしてしまうのも、人間です。

 それは、人間が相対的な存在だからです。人間は、お互いが存在していることを知っていますが、相手の態度や言動が変わると、自分の態度や言動も変わります。

 

 恋人同士でも、冷たくされれば、喧嘩腰になるし、優しくされれば、気持ちが癒される。

夫婦でも、ご主人が隠し事をすると、態度や言動が変化して、敏感な奥様が感づいて、もめごとに発展する場合もあります。

これは、全て相対の世界に住んでいる結果なのです。

 

3.絶対平安の意識

 

 人間だと意識していた人が、数々の明想や自問自答の末に、「相対の世界」から「絶対の世界」へと変性したらどうなるでしょうか。

 神は、絶対者なのです。絶対とは、「たじろぐことも、後ろめたさも、狂喜乱舞することも」皆無な状態です。

 絶対の世界に変性すると、外側の容貌も変容してきます。これを、「変性・変容の法則」と言います。神の性質が外側に顕れるということは、愛深い眼差し、上品な言葉遣い、物腰の軟らかさなどが、その人の性質として顕れるのです。

 以前、感情的だった人が、感情の振れ幅が小さくなり、安定した印象を、周囲に与えるようになります。

 何しろ、人間の性質から、神の性質に変化するのですから、大きな変化です。

 そんなこと信じられないという声が聞こえてきそうですが、実際に筆者の勉強会に参加している人たちは、皆様、以前より「穏やかで、上品な人たちに変性変容」しています。

 

4.まとめ

 

 トラブルの原因は、外側ばかりを見て、他人と自分を比較することから始まります。

 トラブルの防止には、自分自身が、絶対平安・絶対調和の心境を維持することです。

 そうすれば、あなたは日常茶飯事に起きる相対の世界から足を洗って、絶対の世界へ入ることが出来ます。絶対の世界とは、神と一体であるという意識状態のことです。

 この意識状態は、学校では教えられることのない、「永遠の真理」を学ぶことで近づくことができます。それも、科学として学ぶことです。宗教は必要ありません。日常の中に「神は科学として住んでいる」からです。 

 

長くなるので、今日はこの辺で、筆を置きます。

 

また次号で元気にお会いしましょう。