令和6年、能登半島地震について

1.年始から大地震

 

この地震は、今年中に何度かある警告のうちの一つである。

「マグニチュード7・6、震度7」は、大地震である。

 

さらに、この地震の特徴は、震度5前後の強めの余震が続いたことに注目したい。

これは、天上界の警告である。それも余震の回数が多いということは、「強い警告」である。

 

壊れかけた家は、全壊するなど、余震の怖さは半端ないと思う。

 

まさに、お屠蘇気分の夕方、初詣に出かけた人も、年始回りの人も、度肝を抜かれたことと思う。

NHKは、正月特番を、地震の報道に切り替えた。

 

東京の拙宅マンションでも、10分程度緩やかに揺れていて、何処からともなくギシギシと音がした。

それだけ自身のエネルギーが大きかったこと、震源が極めて浅かったことなどが、影響していると思う。

 

2.文明交代の警告

 

今回の地震は、何を警告したのか?

答は、「物質文明」から「精神文明」への転換を、明確に示したのである。

 

産業革命以来今日まで、「モノが豊かに供給されて、生活の利便性が向上することを、

良しとする考え方」で、世界中が進んできた。

 

これからの時代、21世紀は、そのような考え方では人類は生き残れない時代に入っている。

どういう考え方なら、生き残れるのか?

 

答は単純である。

相互援助」が時代のキーワードである。

 

それも、ギブアンド・テイクではない。「与え切りの精神」である。

自分だけ良ければ、後のことは知らないという人生態度では、生き残れない。

 

「精神文明とは」、人間が自分の中に「神の生命が宿っている」と確信したものが生き残って

創り上げる文明である。

 

3.精神性の高さこそ評価の基準

 

 精神文明の時代に生き残るには、「気高く・上品で・邪悪さが微塵もない」そういう人である。

自分が、人間であるという意識では、「五感の感覚丸出して生きているということである。

 

その五感の感覚を閉じて、自分の内面を探究できる人が、評価される時代に入っている。

 

今、政界を騒がせているお金の問題も、物質文明の象徴である「お金」が、

価値を持たなくなる前兆現象である。

 

お金に固執する人も、生き残れる確率は、危険水準である。

 

お金を追いかけるものは、お金を失い、

お金を与えるものには、それ以上のお金が与えられる。

 

上記の言葉は、真理の探究の結果、得られた言葉である。

 

4.まとめ

 

今年は、天変地異・経済の大きな変動・お金の価値の喪失など、

身の危険や財産の価値変動などが起きてくる。

 

新NISA・新iDeCoなど、目新しい財産形成制度が用意されているが、

誰も運用に保証を付けてはくれていない。

 

今一度、冷静になって「物の価値」に思いを致していただければ、幸いです。

令和6年能登半島地震